豚に注目しましょう。メッセージが届きます。
2023年７月５日
豚は注目すべき動物です。アリスが抱いた赤ちゃんが豚にかわり、『スナーク』ではバリスターの夢の中で豚の裁判が被疑者不在で行われました。豚はイノシシを改良して生産されたものですので、「天地創造の神は動物を最初から今ある形に作られた」という聖書の言葉と違っています。
これに対してキャロルは「豚の裁判」の中で遠巻きに回答しています。脱走した豚はすでに亡くなっていて処刑できないというのが最大のヒント。（捕まって丸焼きにされました。私のホームページにこのことについて小噺を作っています。）[1] すなわち人が食べるために改良した動物は、進化論「原始から神が今ある形に作られたのではなく、単純な形態から変化して現在の形になった」に関係しません。神は地球上のあらゆる動植物、自然さえも創造し、人が支配するように命じました。人の生命維持のためにイノシシを改良した豚はなんら問題がないはずです。
このことはさらにキャロル発案の切手ケースに託されています。アリスが抱いた赤ちゃんが豚に変わる絵柄の仕掛けによって「豚に注目しなさい」というキャロルのメッセージが私に伝わりました。キャロルは切手を貼って全世界に手紙を配りたかったのです。「原始のイノシシが生命の糧になるように進化したのは創造主の心にかなうものです」という言葉を添えて…。
進化論はキリスト者にとって今でも物議をかもす話題なので触れる人はいないようです。