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アルファベットナンバ－で言葉や文を読んでいくと、キャロルのもうひとつの世界の謎がとけます。 1.
二人のアリスの謎
『地下の国のアリス』の最後には、アリス・リデルの写真が貼ってありました。キャロルの没後何年も経ってからその写真をはがしてみたら。。。そこにはキャロルが描いたアリス・リデルのイラストがあったのです。どうしてキャロルはイラストの上に写真を貼ったのでしょうか？その謎をアルファベットナンバ－で解きましょう。 Alice Liddellのアルファベットナンバ－を出してみましょう。
Alice Liddellのアルファベットナンバ－は８８です。キャロルが撮った実在のアリスとイラストのアリスで Alice Liddellがふたりとして、８８に２をかけると、８８×２＝１７６。さらにキャロル式で、１×７×６＝４２とすれば、４２が現われます。 だから、キャロルは、写真とイラストの、二人のアリス・リデルが必要だったのです。 2.
キャロルは紫のペンで手紙を書きました。どうして 紫（purple）が好きだったのでしよう？ Purpleのアルファベットナンバ－は８８。 Alice Liddellも８８。
紫(purple) はお気に入りのアリスリデルと同じ意味があったのです。 紫色のペンで手紙を書くとき、アリスのことを思い出していたのでしょう。 3. きちがいお茶会のなぞを解く 『不思議の国』のお茶会は、６時にはじまりました。そして、いつ終わるかわからないのです。 そのわけはハタ－の時計がずっと6時のままだから？ テ－ブルの上には沢山のティ－カップがあります。ＴＥＡＣＵＰをアルファベットナン－で読んで、数字に置き換えてみましょう。TEACUPは６６。 すなわち66666666666...
テ－ブルは、6時しかない時計になります。アリスと3人組みは時計の針となってぐるぐるまわり、お茶会をしている間は、いつも６時なのです。 3. ティーカップは４２。 三月うさぎは、ティ－カップを一つ手に持っています。 “Ｈｅ has a
teacup.” “a teacup”には、４２の意味があるのです！ a teacup ＝ １＋６６＝６７ ６７はキャロル流で、 ６×７＝４２ 三月うさぎが持っているのは、42。 キャロルはしばしば女の子をお茶に招きました。ティ－カップを手にして、お茶の時間がことさら楽しかったのです。 （数字で読むルイス・キャロル、ＭＩＳＣＨＭＡＳＣＨ No.２より）
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